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赤松の剪定
宮内庁づくし
赤松は樹皮が赤く黒松とは対比されます。基本の樹形は黒松も同じですが赤松は黒松よりも幹がやや細く芽吹きも黒松に比べるとやや弱いです。赤松は黒松に比べると樹勢が弱いため5月のミドリ摘み、晩秋の古葉むしり、長すぎる新枝の下葉を透かす。等が一年の流れとなります、 松(赤松)の剪定について・・・京都を中心にアカ松で多く見られるのが宮内庁刈りです。一般的な黒松の剪定とは違って、より自然樹形を大事にする方法です。黒松の時と違って松の幹を隠すようね感じです。だから、下に垂れさがっれる葉も気にしないで 自然美を追求します。下に垂れさがった枝や葉は黒松の剪定とは対照的に少し透かす位で自然美として残して極端な剪定の跡を残さないようにします。


黒松の剪定
河内くずし
黒松の剪定は他のページで詳しく記載いたしております。黒松は日照を好み悪いところでは枝ぶりも悪くなります。また、胴ぶき等の枝は3.4年くらいまでは出ますが5年も経てば出なくなります。葉の寿命は約二年で枯れ落ちてしまいます。いろんな仕立て方はありますが、今回は、河内づくし、又は河内ぎりという方法を紹介します。松の葉先を綺麗に切って揃えてしまうのです。長所は松の根元の根の毛細が強くなると言う事が言い伝えられています。短所はやはり葉先が茶いろくなったりします。実際は写真より、葉数を少なくする事になります
